大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。
ラグビー部は5~6月の関西大学春季トーナメントで10位。初戦の摂南大学(昨季Aリーグ7位)に26ー31で敗れて敗者戦に回り、環太平洋大学に54―33で勝利。最終戦で龍谷大学(Bリーグ2位)に22―43で敗れた。

林哲大(体育4年、愛媛?松山聖陵)

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龍谷大学戦では、前半9分、FB林哲大(体育4年、愛媛?松山聖陵)が先制トライ。林は後半にも2トライを挙げたが、6トライを許し、大差がついた。主将のCTB羽田賢信(体育4年、京都工学院)、副主将のSH山本波琉(同、東海大学付属大阪仰星)が教育実習のため不在で、LOソナタネ?コロ(体育3年、青森山田)は体調不良で欠場したが、長崎正巳監督は「教育実習と重なるこの時期に勝ち切ることを目指すのが体大の伝統。目標のレベル5(関西5位レベル)に到達させてやれなかったのは監督の責任」と話す。

大塚隼(体育4年、奈良?天理、ボール保持)のトライ
Bリーグ1位で臨んだ昨年の入替戦は、関西大学にロスタイムで18―19と逆転される劇的な敗戦で、2019年シーズン以来6年ぶりとなるAリーグを逃がした。今季はスクラムを8人で組み切ること、ディフェンスで前に出ることを意識しているが、龍谷大学戦ではスクラムで反則を取られる場面も目立ち、まだ強化の途上だ。

森西貫太(スポーツ科学2年、兵庫?科学技術)
長崎監督は「強化の方向性は間違っていない。課題ははっきりしている」。ヘラクレス復活に向けた正念場の夏を迎える。

丸本正真(スポーツ科学1年、大阪?都島工業)
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