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2025.07.12

関西学生春季リーグ22季連続Ⅴ ハンドボール部女子プレーバック 戦い方替え選手絞る

 大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。

 ハンドボール部女子は4~5月の関西学生春季リーグで22季連続(コロナ禍による中断はさむ)45回目の優勝を果たした。

小沼美尋(体育4年、千葉?昭和学院)



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 チームは今年、春季リーグの戦い方を変えた。例年は、全選手を起用して仕上がりなどをチェックしたが、今季はある程度メンバーを絞った。昨年、全日本インカレ11連覇に導いた石川空(北國ハニービー石川)、吉野珊珠(熊本ビューストピンディーズ)ら4年生が多数卒業して主力が入れ替わったこと、一方で1年生15人のうち即戦力として期待できる新人が多かったことが理由だ。
 1年生は、177?と大柄だが器用さも兼ね備える加藤真央(スポーツ科学、千葉?昭和学院)、オールラウンダーの松本優萌(同、東京?佼成学園女子)、中村真心(同、昭和学院)、GKの尾崎羽南(同、山口?高水)らが出場した。

川﨑美羽(スポーツ科学2年、東京?佼成学園女子)


 また、女子アジアジュニア選手権のU―20強化メンバーに最多の9人が選出された。以下のメンバーだ。多田陽南子(スポーツ科学2年、東京?白梅学園)、中尾藍 (同、京都?洛北)、松本優萌(スポーツ科学1年、東京?佼成学園女子)、尾崎羽南(同、山口?高水)、中村真心(同、千葉?昭和学院)、新垣陽咲(同、沖縄?浦添)、高橋あおい(同、群馬?富岡実業)、加藤 真央(同、昭和学院)、坂井 優奈(同、大阪?四天王寺)。

比嘉楓(体育4年、沖縄?那覇西)


 インカレ12連覇のカギとして楠本繁生監督が挙げるのは、GKの比嘉楓(体育学部4年、沖縄?那覇西)。「守りの軸であり、速い球出しから速攻の起点にもなる」と話す。
 さらに、4年生の尾関栞(体育、昭和学院)、坂下碧(同、富山?高岡向陵)、奥山紗彩(同、大阪?四天王寺)らが主力となる。昨年、アキレス腱断裂でインカレに出場できなかった高来葵美(同、石川?小松商業)が復調。一方でその代役を務めた小林実杜(同、四天王寺)もインカレを機に急成長した。
 大体大とは逆に、昨年のインカレ準優勝の筑波大学など関東勢は、昨年の主力がほぼ残る。楠本監督は「今年は例年以上に追いかける立場だ」としたうえで、「インカレ優勝というチームの目標からぶれることなく、頂点を目指す」と意気込みを語っている。

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